【NBA速報】レイカーズ、プレーオフ初戦でティンバーウルブズに大敗 - ドンチッチ37得点も及ばず

プレーオフ2025開幕、レイカーズは厳しいスタート

2025年NBAプレーオフが開幕し、ウェスタン・カンファレンス3位で50勝32敗のレギュラーシーズンを終えたロサンゼルス・レイカーズは、6位のミネソタ・ティンバーウルブズとのファーストラウンド第1戦を4月20日(土)にホームのクリプト・ドットコム・アリーナで迎えました。 しかし、期待されたホームでの初戦は思わぬ展開に。レイカーズは117-95と22点差の大敗を喫しました。ルカ・ドンチッチは自身初のレイカーズでのプレーオフデビュー戦で37得点を挙げる活躍を見せましたが、チーム全体としては力及ばず。特に第1クォーターで16得点を挙げて好調だったドンチッチでしたが、その後はティンバーウルブズの猛攻に対応できませんでした。 ティンバーウルブズはジェイデン・マクダニエルスが25得点、ナズ・リードが23得点(6本の3ポイントシュート成功)、アンソニー・エドワーズが22得点9アシスト8リバウンドと、バランスの取れた攻撃で圧倒。特にチーム全体で42本中21本の3ポイントシュートを決め、フランチャイズのプレーオフ記録を更新しました。

レブロン・ジェームズ、40歳で18回目のプレーオフに挑む

レイカーズのもう一人のスーパースター、レブロン・ジェームズは40歳という年齢ながら18回目のプレーオフに挑んでいます。第1戦では19得点を記録しましたが、チームの敗北を防ぐことはできませんでした。 ジェームズはこれまでのキャリアで183回のプレーオフ勝利を挙げており、これはNBA史上最多の記録です。もし今回のシリーズでレイカーズが4勝すれば、ジェームズ個人の勝利数はシカゴ・ブルズのフランチャイズ全体の通算プレーオフ勝利数(187)に並ぶことになります。これは彼の偉大なキャリアをさらに象徴する記録となるでしょう。

八村塁、キャリア4回目のプレーオフに挑戦

日本代表の八村塁にとっても、今回が4回目のNBAプレーオフ出場となります。八村は2023年1月にワシントン・ウィザーズからレイカーズにトレードされて以来、チームの重要な一員として活躍しています。 今シーズンは新ヘッドコーチのJJレディックの下で、レギュラーとして起用され、キャリアハイとなる平均31.7分の出場時間と102本の3ポイントシュートを記録。特にアンソニー・デイビスがトレードで放出された後は、ディフェンス面での貢献も期待されています。 八村は「今年は優勝するチャンスがある」と意気込みを語っており、日本人初のNBAファイナル出場を目指しています。

フロントオフィスも強化、ペリンカGMが契約延長

プレーオフ開幕前日の4月18日、レイカーズはロブ・ペリンカGMとの契約延長と、新たにバスケットボール運営部門社長の称号を与えることを発表しました。 ペリンカは2017年からGMを務め、2020年にはアンソニー・デイビスのトレードを成功させ、チームを10年ぶりの優勝に導きました。今シーズンはJJレディックの監督就任やルカ・ドンチッチの獲得など、大胆な改革を行い、チームを3位でプレーオフ進出に導いた手腕が評価されました。

シリーズの行方

第1戦で大敗を喫したレイカーズですが、7戦4勝制のシリーズはまだ始まったばかり。第2戦は4月22日に再びロサンゼルスで行われる予定です。その後、シリーズは4月25日からミネソタに移動します。 ドンチッチとジェームズという二人のスーパースターを擁するレイカーズが、次戦でどのような調整を見せるのか、注目が集まります。