ヤスアキが再びトレンド入り!SNSで話題沸騰の理由
プロ野球ファンがザワつく「ヤスアキ」検索急上昇
横浜DeNAベイスターズの山﨑康晃投手(32歳)が再びSNSやリアルタイム検索で大きな話題となっています。背番号19番を背負う右腕投手は、プロ野球界屈指の人気選手として知られ、その愛称「ヤスアキ」は多くのファンに親しまれています。
今回の話題沸騰の背景には、2025年シーズンでの守護神復帰への期待、そして史上4人目となる名球会入り条件の250セーブ達成への注目が集まっていることが挙げられます。昨季は4セーブに留まり守護神の座を他の投手に明け渡す場面もありましたが、今季は「原点回帰」をテーマに据えて臨んでいます。
守護神復帰への期待と春季キャンプでの仕上がり
2025年の春季キャンプでは、山﨑康晃はA班として沖縄県宜野湾市でのキャンプに参加しています。キャンプ期間は2月1日から2月24日まで行われ、25名の投手陣の一員として調整を続けています。
過去の春季キャンプでも注目を集めた山﨑投手ですが、2024年のオープン戦では4試合に登板して無失点の好成績を記録し、守護神復帰への期待を高めていました。今季も同様の活躍が期待されており、ファンからは熱い視線が注がれています。
2025年シーズンの山﨑康晃 現在の成績と調子
2025年序盤の登板状況と成績
2025年シーズンの山﨑康晃は、5月27日時点で12試合に登板し、11回を投げて0勝2敗、1セーブ、1ホールドの成績を残しています。防御率は3.27で、8奪三振を記録しており、まずまずの調子を見せています。
現在のセーブ数ランキングでは、1セーブで9位タイに位置しています。セーブ数では巨人のマルティネス投手が18セーブでトップを走っており、中日の松山晋也投手が17セーブで続いています。山﨑投手としては、今後の登板機会でいかにセーブ数を積み重ねていけるかが注目されています。
過去2年間の苦悩から見える復活の兆し
2023年シーズンの山﨑投手は49試合に登板し、20セーブを記録したものの、防御率4.37と苦しいシーズンを過ごしました。さらに2024年シーズンは38試合の登板で4セーブ、11ホールドと、守護神としての役割から離れることが多くなりました。
しかし、これらの苦悩を乗り越えて迎えた2025年シーズンでは、「こいつが守護神と認めてもらえるまで投げ抜くつもり」という強い覚悟を持って臨んでいます。過去の実績と経験を活かし、再び頂点を目指す姿勢がファンの心を掴んでいます。
250セーブ達成まで残り18!名球会入りへのカウントダウン
史上8人目の200セーブ達成から現在まで
山﨑康晃投手は2022年8月24日、阪神戦で史上8人目となる通算200セーブを達成しました。29歳10カ月での到達は、球団の大先輩である佐々木主浩氏の30歳6カ月を上回る最年少記録として話題となりました。
2025年5月27日現在の通算セーブ数は232セーブとなっており、名球会入り条件である250セーブまで残り18セーブとなっています。この記録達成により、史上4人目のクローザーとしての名球会入りを果たすことになります。
名球会入り条件クリアまでの道のり
山﨑投手のキャリアを振り返ると、2015年の1年目から抑えとして活躍し、新人最多記録となる37セーブをマークして新人王に輝きました。その後、2018年に37セーブ、2019年に30セーブを記録し、2年連続で最多セーブのタイトルを獲得するなど、順調にセーブ数を積み重ねてきました。
しかし、2020年以降は守護神の座から陥落する期間もあり、2021年は中継ぎとして27ホールドを記録、2022年に守護神復帰を果たして37セーブを挙げるなど、浮き沈みを経験してきました。残り18セーブという大台を前に、今シーズンがキャリアの重要な節目となりそうです。
子どもたちへの想い 継続される「グローブプレゼント企画」
7年目を迎える「JUMP WITH MY DREAMS YOKOHAMA!」
山﨑康晃投手が未来を担う子どもたちのために実施している「JUMP WITH MY DREAMS YOKOHAMA!山﨑康晃グローブプレゼント」企画が、2024年シーズンで7年目を迎えました。この企画は2018年からスタートし、ホームゲームに来場した小学生以下の子どもたちを対象に、直筆サイン入りのローリングス製スペシャルグローブを抽選でプレゼントしています。
グローブには甲冑をイメージした強さを表現するイニシャル「Y」が刻まれ、赤いステッチの燃える炎で彩られたオリジナルウェブデザインが施されています。ヘリ革やツイストバックのハミダシ部分には鮮やかなゴールドがアクセントとして取り入れられ、デザイン性と機能性を兼ね備えた特別仕様となっています。
ヤスアキジャンプが国際試合でも自然発生
山﨑康晃投手の人気を象徴する現象として、「ヤスアキジャンプ」があります。これは横浜スタジアムで山﨑投手が登場する際に行われるファンの応援スタイルで、登場曲「ケルンクラフト400」に合わせて「ヤ、ス、ア、キ!」とコールしながらジャンプするものです。
興味深いことに、このヤスアキジャンプは国際試合でも自然発生することが話題となっています。2024年11月の国際試合では、山﨑投手本人が出場していないにも関わらず、スタンドの日本ファンが自然発生的にヤスアキジャンプを行い、SNSでは「ヤスアキのコールするのはもはや野球民の習性」「ヤスアキジャンプで盛り上がった」などの投稿が見られました。このような現象は、山﨑投手の人気と影響力の大きさを物語っています。