木村佳乃が日曜劇場「19番目のカルテ」で小児科長役に挑戦!松本潤との初共演で話題沸騰

木村佳乃「19番目のカルテ」出演決定で注目度急上昇

初の小児科医役で新たな挑戦

木村佳乃がTBS系日曜劇場「19番目のカルテ」への出演が6月12日に発表され、大きな話題となっています。今回木村が演じるのは、魚虎総合病院のベテラン小児科長・有松しおり役で、これまで数々の役柄を演じてきた木村にとって小児科医役は初の挑戦となります。

有松しおりは、さっぱりとした性格の持ち主で、魚虎総合病院の中ではベテランの医師として描かれています。小児科の科長として、日々の診療だけでなく、科の収益向上や若手の育成にも力を注がねばならず、現実と向き合うことの必要性をまざまざと突きつけられている役柄です。

松本潤との初共演実現

木村佳乃松本潤とは今回が初共演となり、キャリア30年目にして初の医師役に挑む松本潤演じる総合診療医・徳重晃との関係性にも注目が集まっています。木村は「いつもお世話になっている小児科の先生を演じることになり、背筋が伸びる思いです」とコメントしており、役作りへの真摯な姿勢を見せています。

豪華キャスト陣と「19番目のカルテ」の魅力

新田真剣佑田中泯も出演決定

木村佳乃と同時に発表されたキャストには、新田真剣佑田中泯の名前も挙がっています。新田真剣佑は魚虎総合病院の外科部長の息子で外科医の東郷康二郎役を演じ、これが自身初の医師役への挑戦となります。田中泯は徳重の恩師・赤池登役で、日本での総合診療科の立ち上げに奔走した人物を演じます。

新田の日曜劇場への出演は2016年の「仰げば尊し」以来9年ぶり、田中は2017年の「A LIFE~愛しき人~」以来の出演となり、木村佳乃は2024年の「アンチヒーロー」以来の日曜劇場出演です。

総合診療医をテーマにした新しい医療ドラマ

「19番目のカルテ」は、19番目の新領域である総合診療科の医師を描く新しいヒューマン医療エンターテインメントです。原作は富士屋カツヒトによる連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」で、脚本は「コウノドリ」シリーズの坪田文が手掛けています。

総合診療科は、臓器や患者の性別、年齢に関わらず、患者の訴えを一つ一つ丁寧にすくい取り、その人の暮らしや家庭環境、心の状態までも含めて総合的に診察を行う科として描かれています。

木村佳乃のキャリアと今後の期待

多彩な演技キャリアを持つベテラン女優

木村佳乃は1976年4月10日生まれの49歳で、イギリス・ロンドン生まれの東京都世田谷区出身です。1996年にドラマデビューを果たし、1997年の映画「失楽園」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、長年にわたって映画、ドラマ、舞台で活躍を続けています。

私生活では2010年に東山紀之と結婚し、2011年に長女、2013年に次女を出産しています。英語が堪能で英検準1級を保持しており、国際的な環境で育った経験も女優としての幅広い表現力に活かされています。

医療現場の課題を反映した役作り

木村佳乃が演じる小児科長という役柄は、現在の日本の医療現場が抱える課題を反映しています。小児科医の働き方改革が進められる中、科の収益向上や若手育成といった責任を負う科長の立場は、まさに現実の医療現場の縮図と言えるでしょう。

木村は「日々楽しんで撮影しております。初めてご一緒させていただくスタッフさん俳優さんもたくさんいらっしゃり、まだ緊張しております」とコメントしており、新たな役柄への取り組みに真摯な姿勢を見せています。

SNSでの反響と放送への期待

ファンからの熱い期待の声

木村佳乃の「19番目のカルテ」出演発表は、SNSでも大きな話題となっています。過去にも木村佳乃のドラマ出演時には、ハグシーンなどの演技力に対してSNSで「泣いちゃった」「いいお母さん」などの感動の声が寄せられており、今回の医師役への挑戦にも高い期待が寄せられています。

日曜劇場は近年「キャスター」が13.1%の高視聴率を記録するなど、安定した人気枠となっており、「19番目のカルテ」への視聴率面での期待も高まっています。

7月放送開始への注目

「19番目のカルテ」は7月より毎週日曜21時からTBS系で放送開始予定で、松本潤の約7年ぶりの日曜劇場主演作品としても注目を集めています。総合診療医という比較的新しい医療分野をテーマにしたドラマとして、医療従事者からの関心も高く、放送開始前から大きな話題となっています。