佐藤二朗のゴチ初参戦が話題沸騰
VIPチャレンジャー佐藤二朗の意気込みと独特キャラクター
2025年6月19日放送の「ぐるぐるナインティナイン」内「ゴチになります!26」に、俳優・佐藤二朗がVIPチャレンジャーとして初参戦し、大きな話題となっている。佐藤は番組出演前から「歩きスマホと自腹が死ぬほど嫌い」「何としても勝つ!」と強い意気込みを見せていた。
佐藤二朗は1969年生まれの愛知県出身で、福田雄一作品の常連出演者として知られる個性派俳優だ。その独特な話し方や声のトーンで多くの作品にインパクトを与えており、今回のゴチでもその佐藤節が炸裂することが期待されていた。
佐藤二朗の最終順位と結果発表
今回のゴチバトルで佐藤二朗は6位という結果となり、なんとか最下位は回避することができた。設定金額は1万5000円で、自腹額は11万2500円となった。最終的に白石麻衣が最下位となり自腹を支払うことになったが、佐藤は初参戦ながら健闘を見せた。
話題の新ルール「クイズゴチ」の詳細と反響
クイズゴチの過酷なルール解説
今回導入された特別ルール「クイズゴチ」は、1巡目の食事提供時にクイズが出題され、正解すればそのまま料理を食べられるが、外れた場合は他の人に解答権が移り、正解すると料理を横取りされてしまうという仁義なきルールだった。横取りされた場合でも値段予想はしなければならないという過酷な条件に、増田貴久は「食べられないかもしれないってこと?」と焦りを見せていた。
クイズ問題は頭を柔らかくしないと解けないひらめき問題が課され、ベテラン組の岡村隆史と佐藤二朗は苦戦したが、小芝風花がクイズ脳を開花させる活躍を見せた。知識だけでは解けないなぞなぞ問題にメンバー全員が夢中になり、大盛り上がりとなった。
レギュラー陣のリアクションとゲーム展開
解答の順番がせいや(霜降り明星)に回ると、周りから一斉に話しかけられてかき乱されてしまい、せいやは「図書館やと思って!」と声を出さないよう求めるなど、何でもありの戦いへとヒートアップしていった。
クイズ問題で頭を使った後には、「ヒット漫画」という話題のカードゲームにも挑戦した。劇画調のイラストに空白の吹き出しがついたカルタを使って、佐藤がアドリブで読んだ読み札がどの絵のものなのかを、取り手が想像して取るゲームだった。佐藤が「笹塚の隣は○○じゃなかったの!?」など大喜利も交えながらカルタを読み上げると、白石麻衣や高橋文哉も超白熱の様子を見せた。
ペルー料理店「ベポカ」の魅力と注目度
高級ペルー料理店ベポカの特徴
今回のゴチバトルの舞台となったのは、東京・原宿にある高級ペルー料理店「ベポカ」だった。ベポカでは、ペルー独自の食材と日本ならではの素材にこだわり、ペルー出身の日系三世のシェフが時間と手間をかけて一つ一つ調理している。
ペルー料理では唐辛子が定番食材だが、辛みだけでなく、旨み、鮮やかな色彩によって独自の味覚をもたらすもので、一同は新感覚の料理を味わった。世界的に有名なシェフ達が注目し、絶賛されているペルー料理を、ペルーのリマの街角の雰囲気で楽しむことができる。
ペルー料理ブームの背景とセビチェの人気
近年、世界の有名シェフたちが熱い視線を送るペルー料理が注目を集めている。ペルーは移民が多く、多種多様な人種が存在するため、料理はアンデスや海岸部の伝統料理に、スペインやアフリカ、イタリア、中国など各国の移民が伝えた様々な食文化が混ざり合っている。
特に代表的な「セビチェ」という鮮魚のマリネは、スペインの新聞社により世界一の郷土料理に選ばれたこともある。ペルーは日本と同じように新鮮な魚介類に恵まれた国で、19世紀の末頃から首都リマを中心に食べられ始め、現在では国の文化遺産にも指定されている。日系人の技や味覚がセビチェの調理法を変え、現在のスタンダードを作ったとも言われている。
SNSでの反響とファンの感想
Twitterでのトレンドワードと話題
放送当日、SNS上では「ゴチ」「佐藤二朗」「クイズゴチ」などの関連ワードが次々とトレンド入りを果たした。「クイズで料理を横取りされる」「佐藤二朗の大暴れ」「新感覚のペルー料理」などの話題で大いに盛り上がりを見せている。
特に佐藤二朗の独特なキャラクターやアドリブが話題となり、ファンからは「バラエティということも忘れています」と本人が焦るほどの熱いバトル展開が評価されている。
ファンの具体的な感想と評価
視聴者からは以下のような感想が寄せられている:
- 高橋文哉が1品目を食べられなかった際の漢字一文字食リポ「悔」が面白かった
- カードゲーム「ヒットマンガ」で佐藤二朗がどの絵でセリフを読んでいるか予想するのが意外と難しかった
- 白石麻衣が「わからなすぎて胃が痛い...」と弱音を吐く場面が印象的だった
ぐるナイファンの間では、従来のゴチとは異なる新鮮なルールが好評で、今後も特別ルールの導入を期待する声が多く上がっている。佐藤二朗の今回限りのゲスト出演を惜しむ声も多く、レギュラー入りを希望するファンも見受けられた。