【速報】Psycho le Cemu主催「姫路シラサギROCK FES 2025」大盛況!結成25周年の地元凱旋フェスで氣志團・ゴールデンボンバーも熱演

5月2日・3日の2日間、兵庫県姫路市のアクリエひめじ大ホールで開催された「Psycho le Cemu presents 姫路シラサギROCK FES 2025」が大盛況のうちに幕を閉じました。結成25周年を迎えたヴィジュアル系バンド「Psycho le Cemu(サイコ・ル・シェイム)」が初めて主催したこのフェスには、氣志團、ゴールデンボンバー、PENICILLINなど豪華アーティストが集結。メンバー全員が姫路出身というPsycho le Cemuの地元愛が詰まったイベントとなりました。

姫路発・初の大型ロックフェスの全容

豪華出演陣と会場の熱気

「姫路シラサギROCK FES 2025」は、Psycho le Cemuが地元・姫路への恩返しとして企画した初めての主催フェス。白く美しい城壁で知られる世界遺産・姫路城の別名「白鷺城」にちなんだフェス名が印象的です。
1日目(5月2日)には、Psycho le Cemuに加え、PENICILLIN、SHAZNA、アンティック-珈琲店-、DEZERTという90年代から2000年代にかけてのヴィジュアル系シーンを代表するバンドが出演。2日目(5月3日)には、Psycho le Cemu、氣志團、ゴールデンボンバー、キズ、ENVii GABRIELLAというエンターテインメント性抜群のラインナップで会場を沸かせました。
会場は両日ともにチケット完売の盛況ぶりで、開演前から多くのファンが詰めかけ、メンバーカラーである5色のペンライトが会場を彩りました。

若者育成を目指す学割制度

このフェスの特徴の一つが、学生に対する6,000円のキャッシュバック制度です。Psycho le Cemuのベース担当seekは「若い層の方がこのイベントをきっかけに音楽に目覚めたり、何かをやってみたいと思うきっかけになったりしたら嬉しい」とコメント。次世代の音楽ファン育成への熱意が感じられる取り組みでした。
- 指定席チケット:11,000円(当日13,000円)
- 学割:6,000円キャッシュバック(学生証持参)
- 1F席最前列応援チケット:110,000円
- 2F席最前列応援チケット:55,000円

2日間の熱狂ライブレポート

1日目:ヴィジュアル系レジェンドの競演

初日は14時の開演から19時まで、各バンドが持ち味を存分に発揮したステージが展開されました。特にSHAZNAは今年で結成30周年を迎え、往年の名曲「ESCAPE」を披露すると、「LOVERSと呼ばれるSHAZNAファンからの掛け声がイントロで響き、メンバーがグッときている様子がわかった」という反応もSNSで見られました。
DEZERTは開演前の11:30から先行グッズ販売も実施。ニコニコ生放送では会場から独占生中継も行われ、会場に来られなかったファンもイベントを楽しむことができました。

2日目:氣志團、金爆らエンタメ勢の熱演

2日目は13時から18時まで、より多彩なラインナップでの公演となりました。特に氣志團は自身も千葉でフェスを主催する"先輩"として参加。seekは「綾小路翔さんには開催に向けて相談に乗ってもらい、出演も引き受けてくれて本当に心強かった」と感謝の言葉を述べています。
また、SNSでは「姫路シラサギROCK FES 2025 行って来ました Psycho le Cemuも氣志團もみんなドラムすげーな! めっちゃパワフル 金爆もパワフル」という感想も投稿され、パワフルなドラムパフォーマンスが印象に残るステージだったことがうかがえます。

話題を呼んだライブハイライト

フェス終了後、SNSでは多くの感動の声が共有されました。あるファンは「3曲目、ここ最近の曲である『妄想グラフティー』では、ファンからの掛け声がイントロで響き、メンバーがグッときているのが分かった」と感動的な瞬間を綴っています。
また、フェス後には氣志團の綾小路翔が「ゴールデンボンバーですよね?」と店員に間違われたというハプニングもSNSで話題に。こうしたエピソードもフェスの思い出として広がっています。

地元姫路への恩返しと今後の展望

25周年を迎えたバンドの原点回帰

1999年5月3日に姫路で結成されたPsycho le Cemuにとって、結成記念日である5月3日に地元でフェスを開催することは特別な意味を持ちます。seekは「姫路は僕らが音楽を始めるきっかけをくれた街。フェスで盛り上げて地元に恩返しをしたい」と熱い思いを語り、今回のフェスのためにテーマソング「シラサギ」も作詞作曲しました。

地域活性化への貢献

今回のフェス開催により、地元経済にも良い影響があったようです。あるファンは「以前お世話になった車夫さんに会いに行ったら『サイコファンは(人力車に)めちゃくちゃ乗る!』と声を大きく言っていた」と報告しており、フェスの経済効果も見られました。また、「地元の高校生たちとの交流」など、姫路の音楽シーン活性化にも貢献しています。
- フェス専用グッズの販売も好評
- フェス法被メンバーカラー:7,000円
- フェスロゴTシャツ:4,500円
- シラサギパーカー:7,000円

継続開催と拡大への意欲

今回のフェスについて、seekは「今年だけじゃなくて今後も続けられるように作っていきたい」と意気込み、DAISHIも「ゆくゆくは数万人規模の大きな、誰もが知っているフェスにしていきたい」と展望を語っています。
「今回は屋内だが、ゆくゆくは姫路城の三の丸広場でやりたい」という壮大な構想も語られており、今後の「姫路シラサギROCK FES」の発展に期待が高まります。あるファンは「夢から現実に変わる瞬間に立ち会えたことに、今、喜びで胸が溢れている」と感動を綴り、次回のフェス開催を心待ちにしている様子がうかがえます。
初開催ながら大成功を収めた「姫路シラサギROCK FES 2025」。Psycho le Cemuの25年の歩みと、新たな25年に向けた出発点となる貴重なイベントとなりました。