中京記念で若き血が躍動 横山武史とマピュースの快挙、父・典弘も同日重賞V

2025年8月17日、中京競馬場と札幌競馬場で「横山親子」が競馬史に残る一日を刻みました。
Yahooトレンドには「横山武史」の名前が急上昇し、同時に「横山典弘」「横山親子」「横山兄弟」など関連ワードも賑わいました。
その理由は、中京記念(G3)での史上初の快挙と、札幌記念(G2)での歴史的記録更新。
血の物語と予想外の展開が交錯した、まさに“競馬ドラマ”の一日となりました。

中京記念で輝いたマピュースと横山武史

第73回中京記念(G3・芝1600m)で、3歳牝馬マピュースと横山武史騎手が古馬を相手に快勝。
これは 史上初となる「3歳牝馬による中京記念制覇」 という快挙です。
レースはスローペースで進み、マピュースは終始2番手で粘り強く走行。
直線で逃げ馬を交わし、最後まで脚を伸ばして1分32秒3でゴールイン。
レース後、横山武史騎手は「思い描いたレース運びができた」と冷静に振り返り、その手綱さばきの冴えが光りました。

シンフォーエバーとジューンオレンジの善戦

勝者の影で注目されたのが、2着シンフォーエバーと3着ジューンオレンジ。
どちらも人気薄ながら直線で存在感を示し、レースを大いに盛り上げました。
結果はクビ差・半馬身差という接戦で、ファンの間では「穴党歓喜!」と話題に。
波乱を予感させる展開が、多くの競馬ファンを熱狂させました。

横山親子の同日快挙

同日、札幌記念(G2)では父・横山典弘騎手が大記録を打ち立てました。
57歳にしてJRA重賞 最年長勝利記録を更新
親子が別の舞台で同日に重賞を制するという、稀有な歴史的シーンが実現しました。
横山一家は兄弟(和生など)も含め、競馬界を支える血統として知られています。
まさに「横山親子」「横山兄弟」というワードが象徴する通り、世代を超えた血の物語がここにあります。

ネットの声と熱気

X(旧Twitter)でも大きな盛り上がりを見せました。
特に印象的だった反応をまとめると――

  • 「横山親子、同日重賞Vとかマンガすぎる」
  • 「マピュース史上初の快挙!武史の落ち着きに痺れた」
  • 「シンフォーエバーもジューンオレンジも立派。馬券外れたけど拍手」

想定外の結果に驚きながらも、称賛と感動が入り混じる反応が目立ちました。
世代を超えた「血と才能のリレー」が、多くのファンの心を動かしたのです。

終章:血の物語と次なる舞台

横山武史がマピュースと掴んだ中京記念制覇、そして横山典弘札幌記念で更新した歴史的記録。
この「親子同日重賞制覇」は偶然ではなく、積み重ねてきた経験と血統がもたらした必然でもあります。
競馬は時に“予想外の必然”を描くスポーツ。
今回の出来事は、横山一家の存在感を改めて強く印象づけるものでした。
この勢いが秋競馬、さらにはG1戦線へどうつながるのか――次なる物語に期待が高まります。