今朝からXトレンドに急浮上したワード「熱キャン」。これは東京ディズニーランドで予定されていた人気ハロウィーンパレード「スプーキー“Boo!”パレード」（通称フレンジー）が、猛暑による熱中症リスクのため中止になったことを指します。
ファンの間ではショックと驚きが広がる一方、安全を重視する運営判断に理解を示す声も目立っています。
「熱キャン」とは？
「熱キャン」は「熱中症リスクによるキャンセル」の略語で、気温や湿度が高く出演者や観客に危険が及ぶ場合に公演を中止する措置を指します。
ディズニーでは夏イベントや屋外パレードで導入されており、今年の9月は残暑の厳しさから特に発動が多い傾向にあります。
中止となった「フレンジー」とは？
「フレンジー」はディズニーハロウィーンの目玉パレード「スプーキー“Boo!”パレード」のファンによる愛称です。
ハロウィーンらしいホラー演出とキャラクターたちのコミカルな掛け合いで、毎年大きな人気を集めています。
さらに公演前の「スニーク（試験的公演）」から注目を浴び、今年も熱心なファンが早朝から「開演待ち」をしていました。
ネットの反応
今回の熱キャンは予想外だったため、Xではさまざまな反応が飛び交いました。
・「徹夜で並んだのに熱キャンで草」
・「スニークでも熱キャンになるのは珍しい」
・「30度で熱キャンなら9月中は無理では？」
・「出演者や観客の安全を考えれば妥当な判断」
・「フレンジーが熱キャンになるの逆に伝説感ある」
ショックを隠せないファンもいれば、逆に「幻のフレンジー」として盛り上がる声もあり、反応は二極化しています。
「徹夜組」と「開演待ち」の温度差
今回注目されたのは、徹夜で並んでいたファンの存在です。
「徹夜組は自業自得」という冷ややかな声もあれば、「常識的な時間に来た人が本当にお気の毒」という同情的な意見も目立ちました。
公演が中止になると、並んだ時間の長さにかかわらず全員が同じく落胆することになりますが、ファン同士の温度差がネット上で浮き彫りになった形です。
今後の見通し
9月の残暑は依然として厳しく、今後も熱キャンが発生する可能性があります。
ただしハロウィーンイベントは10月末まで続くため、気温が落ち着けば再びフレンジーが楽しめる見込みです。
今回の中止は残念でしたが、安全を守るための判断であり、無事に公演が再開される日を待つしかありません。
まとめ
「熱キャン」は残念ながらファンにとって試練の一日となりましたが、出演者や観客の健康を守るためには欠かせない仕組みです。
ネット上では「幻のフレンジー」として逆に伝説化しそうな雰囲気もあり、今年のハロウィーンは忘れられない話題になりそうです。
