ターレスとは誰か?プロフィールと経歴
ターレス・プロコピオ・カストロ・デ・パウラ選手は、2001年6月29日生まれのブラジル出身のサッカー選手です。身長176cm、体重78kgで、ポジションはミッドフィールダー(MF)です。現在、Jリーグのヴァンラーレ八戸に所属し、背番号21を着用しています。 彼の経歴を見ると、ブラジルのパラナ・サッカー・テクニカル・センター(PSTC)から日本の秀岳館高等学校へ移り、その後プロキャリアをスタートさせました。2021年にロアッソ熊本でJリーグデビューを果たし、その後名古屋グランパス、再びロアッソ熊本、そして徳島ヴォルティスと渡り歩いてきました。
八戸への期限付き移籍の詳細
2025年1月5日、ターレス選手は徳島ヴォルティスからヴァンラーレ八戸への期限付き移籍が発表されました。移籍期間は2025年2月1日から2026年1月31日までとなっています。なお、期間中に徳島ヴォルティスと対戦する公式戦には出場することができないという条件が付いています。 ターレス選手は移籍に際して「ヴァンラーレ八戸のファン・サポーターのみなさん、初めまして。徳島ヴォルティスから来ましたターレスです。J2昇格に向けて、自分の全力を発揮します!これから熱い応援をよろしくお願いします!」とコメントしています。
選手としての実績と特徴
ターレス選手のJリーグでの実績を見ると、2021年にロアッソ熊本でJ3リーグに21試合出場し4得点を記録しています。これが彼のJリーグ初得点となりました(2021年7月11日、J3第15節いわてグルージャ盛岡戦)。その後、J2、J1でもプレーしましたが、得点には恵まれていません。 通算成績では、J1で7試合、J2で17試合、J3で21試合に出場し、J3での4得点が最多となっています。
ヴァンラーレ八戸の2025シーズンの展望
ヴァンラーレ八戸は2025シーズンに向けて、石崎信弘監督(66歳)の続投を決定しています。石崎監督は2023年から八戸の指揮を執っており、2024年6月にはJリーグ史上初となる通算800試合指揮を達成した経験豊富な指導者です。 チームは2024シーズン、J2昇格を目指しましたがプレーオフ進出を逃し、J3リーグで9位に終わりました。2025シーズンは「さらにハードなトレーニングを行い、選手、スタッフ、クラブ一丸となって戦い、J2昇格を果たしたい」と石崎監督は意気込みを語っています。 ターレス選手を含む新戦力として、FW澤上竜二(9番)、DF速水修平(15番)、FWピーダーセン世穏(18番)、DF白井達也(22番)、MF高橋耕平(26番)、MF脇坂崚平(47番)、GK後東尚輝(82番)、FW高尾流星(96番)、FW中野誠也(99番)などが加入し、チームの強化を図っています。 2025シーズンのユニフォームは「虎舞」をコンセプトにデザインされており、八戸三社大祭の行列に参加する「虎舞」にちなんだもので、「虎の子の一点を守り切るサッカー」を表現しています。 ターレス選手の加入が、ヴァンラーレ八戸のJ2昇格という目標達成にどのように貢献するのか、今後の活躍が期待されます。