川崎フロンターレ、悲願の「アジア青覇」へ!初のACLE決勝進出でサポーター熱狂

川崎フロンターレがアジアの頂点に王手!激闘の準決勝を振り返る

川崎フロンターレがAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準決勝でアル・ナスル(サウジアラビア)を3-2で撃破し、クラブ史上初の決勝進出を果たしました。前半10分、伊藤達哉の鮮烈なボレーで先制。28分に同点とされるも、41分には大関友翔が勝ち越しゴールを決め、再びリードを奪います。後半31分には途中出場の家長昭博が3点目を挙げ、終盤の相手の反撃を1点に抑えて逃げ切りました。川崎Fはこれまで3度準決勝で涙をのんできましたが、ついにその壁を突破。アジア制覇まであと1勝と迫りました。

若手とベテランの融合が生んだ快挙――キーマンたちの活躍

この歴史的勝利の立役者は、先制点を決めた伊藤達哉、勝ち越し点の大関友翔、そしてダメ押しの家長昭博。伊藤は「チーム全員で一丸となって戦いきれた」と団結力を強調。大関は「苦しい試合だったが、プラン通りに進められた。自分と神田奏真が出場している意味は若さやプレッシャーをかけること。良い時間に得点できた」と語りました。長谷部茂利監督は、若手とベテランの融合がチームの強みであるとコメント。交代策も的中し、チーム全体で掴んだ勝利となりました。

サポーターの熱狂と「アジア青覇」への期待

現地ジッダには約4300人のサポーターが駆けつけ、SNS上では「悲願のアジア青覇」「11度目の挑戦」などのフレーズとともに歓喜の声が溢れています。これまで何度も跳ね返されてきたアジアの壁をついに突破し、クラブ・サポーター・選手が一体となった瞬間でした。決勝は日本時間5月4日未明、サウジアラビアのアルアハリと対戦。川崎フロンターレが悲願の「アジア青覇」を成し遂げるのか、歴史的瞬間に注目が集まります。