2025年10月21日放送のTBS系「バナナサンド」に、歌手のAdoが出演した回が大きな話題になっている。
登場したのは番組名物「ハモリ我慢ゲーム」。バックで流れる強烈なハモリに惑わされず、主旋律を歌い切るという音楽バラエティの人気コーナーだ。
普段はライブやアニメ主題歌などで圧倒的な歌唱力を見せるAdoが、バラエティの舞台で「本気で挑戦」する姿は、ファンだけでなくテレビ視聴者全体の注目を集めた。
顔出しナシでも存在感抜群!Adoの登場スタイルに視聴者ざわつく
放送前から注目されていたのは、Adoが「顔を出さずにどう出演するのか」という点だった。
実際には障子越しのシルエットという独特の演出で登場。これまでの「顔を見せない」スタイルを守りつつも、ステージに立つ存在感は圧倒的だった。
Ado自身も放送前に「出演させていただきます。大変なことになってしまいました。」とSNSに投稿し、ファンの期待を高めていた。
番組が始まると、「Adoがテレビで動いてる!」「姿は見えないのに伝わる迫力」といった声が一斉に上がり、放送中からリアルタイムでトレンド入りした。
ハモリ隊との真剣勝負 プロでも“つられる”難関ゲーム
Adoが挑んだ「ハモリ我慢ゲーム」は、芸人でも歌手でも油断すればつられてしまう難関コーナー。
ハモリ隊のメンバーが全力で別の音を重ね、笑いと音楽が入り混じる中、Adoは自分の世界を保ち続けた。
披露曲は自身の代表曲「私は最強」。テンポとメロディの起伏が激しいこの曲を、つられることなく歌い切った姿にスタジオも拍手。
プロとしての集中力と遊び心、その両方が垣間見える瞬間だった。
ネットが熱狂「かわいい」「最強すぎる」「出てくれてうれしい」
放送終了直後からSNSでは、Ado関連のワードが急上昇。
・「まさかバナナサンドにAdo!?」
・「障子越しでも伝わるかわいさ」
・「ハモリ隊につられないのすごい」
・「最強の回だった」
多くの投稿が称賛と驚きであふれ、感情のトーンはおおむねポジティブ。
視聴者層も10代のファンだけでなく、30~40代のテレビ視聴者が多く反応しており、世代を超えて盛り上がる内容になった。
バナナサンドのすごさ 芸人×音楽の化学反応が止まらない
「バナナサンド」はバナナマンとサンドウィッチマンという二組の芸人がMCを務める、テンポの良いバラエティ番組。
笑いの要素だけでなく、アーティストが自分の“本業”を面白く見せる場として定評がある。
今回のAdo出演はまさにその象徴で、芸人たちがAdoの個性を尊重しつつ盛り上げ、音楽と笑いが自然に融合した。
番組全体の空気感は、プロフェッショナル同士が信頼して遊ぶ「真剣な余白」のようでもあった。
これからのAdoに期待したいこと
今回の出演で、Adoはテレビの場でも“歌で存在を示せる”ことを改めて証明した。
声と姿を切り離しても、伝わるエネルギーがある。障子越しという距離感の中に、彼女の世界観がしっかり息づいていた。
今後の活動でも、音楽番組やコラボ企画など、新しいメディアとの出会いに期待が集まる。
視聴者にとっても、バナナサンドという番組がもたらす“音楽のバラエティ化”の進化を感じる回となった。