ソウルラッシュ骨折でファン騒然!安田記念3着の裏で発覚した衝撃の事実とは

ソウルラッシュ安田記念3着の真相と骨折発覚

安田記念での健闘とレース中骨折の発覚

2025年6月8日に行われた安田記念(G1)で、1番人気に支持されたソウルラッシュが3着に入線した直後、衝撃的な事実が判明した。JRAが6月12日に発表したところによると、同馬は左第4中手骨骨折を発症しており、3カ月以上の休養を要する見込みとなった。

池江泰寿調教師は「レース中に骨折したみたいです。骨折した左脚で踏ん張れなくなってしまって、直線で左へモタれていたのだと思います」と説明し、骨折しながらも3着に入ったソウルラッシュの頑張りを称えた。

浜中俊騎手との3年ぶりコンビ復活と結果

安田記念では、3年ぶりに浜中俊騎手がソウルラッシュに騎乗した。マイラーとしての同馬を覚醒させた浜中騎手との再コンビに期待が寄せられていたが、結果は3着に終わった。

レース後、浜中騎手は「初速の部分での器用さがもうひとつで、勝った馬はスムーズに先行していましたからね。最後はよく追い上げているので残念」とコメントしており、この時点では骨折に気づいていなかった可能性が高い。

ソウルラッシュの輝かしいG1制覇の軌跡

マイルチャンピオンシップでのG1初制覇

ソウルラッシュは2024年11月17日の第41回マイルチャンピオンシップで、悲願のG1初制覇を達成した。4番人気からの勝利で、団野大成騎手のガッツポーズが話題となった。勝ちタイムは1分32秒0で、2馬身半差での圧勝だった。

この勝利により、ソウルラッシュは2024年度の最優秀マイラーのタイトルを獲得した。通算成績は22戦8勝となり、総賞金は66856.8万円に達した。

ドバイターフでの海外G1制覇

2025年4月5日のドバイターフ(G1)では、香港最強馬ロマンチックウォリアーとの激戦を0.01馬身差で制し、海外G1初勝利を飾った。この勝利は写真判定による僅差の決着で、クリスチャン・デムーロ騎手が「特別な勝利」と振り返るほど歴史的な一戦となった。

ソウルラッシュの優勝により、日本馬としてはアドマイヤムーンジャスタウェイリアルスティールヴィブロス、アーモンドアイ、パンサラッサに続く7頭目ドバイターフ制覇となった。

競馬ファンSNS反応と今後の復帰見通し

SNS上での驚きと心配の声

ソウルラッシュの骨折発覚を受けて、SNS上では競馬ファンから驚きと心配の声が相次いでいる。安田記念での浜中騎手の騎乗について「所速の部分での器用さがもうひとつだった」というコメントに対し、様々な意見が飛び交っている。


・「骨折しながらよく3着に入った」
・「最盛期での怪我は残念」
・「秋の復帰を待っている」
・「浜中騎手は無難に乗った」

といった声が寄せられている。

池江調教師が語る秋復帰への見通し

池江泰寿調教師は骨折について「幸い症状は重くないので、秋のローテーションには影響ないと思います。夏休みと治療を兼ねて、復帰に向けて態勢を整えていきたいです」と前向きなコメントを発表した。

第4中手骨骨折は競走馬にとって比較的軽症な骨折で、適切な治療とリハビリテーションにより6~9か月程度で競走復帰が可能とされている。ソウルラッシュも3カ月以上の休養後、秋のレースでの復帰が期待されている。

今後の参戦予定と種牡馬としての価値

ソウルラッシュは7月30日のサセックスS・G1(英グッドウッド)にも予備登録していたが、休養に入ることとなった。また、池江調教師は秋には米国遠征も選択肢の一つに挙げており、「ブリーダーズカップで勝つと種牡馬としての価値がすごく上がります」と語っている。

7歳にして充実期を迎えているソウルラッシュの完全復活に向けて、競馬ファンの熱い視線が注がれている。