LTKとは？k4sen主催の革新的ストリーマーリーグイベント
LTKの基本概要と開催背景
LTK（League The k4sen）は、人気ストリーマーk4senが主催し、Riot Gamesが全面協力する『リーグ・オブ・レジェンド』の大型ストリーマーリーグイベントです。2025年6月25日から8月27日まで、「精霊の花祭り 幽明の境」シーズンとして開催されます。
このイベントは、k4senが2022年から主催している「The k4sen」シリーズの一環として発展したもので、今回初めてリーグ形式での長期開催が実現しました。従来の単発イベントから、2ヶ月間にわたる本格的なリーグ戦へと大幅に拡張されたことで、大きな注目を集めています。
「精霊の花祭り 幽明の境」テーマの意味
LTKのシーズンテーマ「精霊の花祭り 幽明の境」は、『リーグ・オブ・レジェンド』のSeason 2で採用されているテーマと同じです。このテーマは、アイオニアの世界観を反映した美しいビジュアルと、精霊と人間の世界の境界をコンセプトにしており、ゲーム内でも「精霊の花弁」などの新要素が導入されています。
人気音楽ユニットYOASOBIのikuraとしても知られる幾田りらが歌うオリジナル楽曲「Here, Tomorrow」がテーマソングに採用されるなど、音楽面でも話題となっています。
LTK 2025年の出場チームと注目メンバー
4チーム48名の豪華出場者一覧
LTKには初心者から元プロまで総勢48名のストリーマーが参加し、4つのチームに分かれて競います。各チームは12名で構成され、「NEXT」（初心者クラス5名）、「CORE」（中級者クラス5名）、そしてコーチ2名という2階級制度を採用しています。
Precision Diademチームには、CORE部門にゆきお、千燈ゆうひ、kamito、SHAKA、神楽めあ、NEXT部門にまざー3、天月、夢野あかり、兎咲ミミ、しろまんた、コーチにZerost、Cerosが参加します。その他のチーム詳細についても、多くのVTuberや人気ストリーマーが名を連ねており、ファンの間では推しチームの応援で盛り上がりを見せています。
2階級制度の革新的なフォーマット
LTKの最大の特徴は、各チームを「NEXT」と「CORE」の2階級に分ける制度です。これにより、初心者プレイヤーでも参加しやすく、かつ経験豊富なプレイヤーとの実力差を考慮した公平な競技環境を実現しています。
この階級制度は、k4senが過去に開催してきた「初心者 The k4sen」シリーズの経験を活かして設計されており、ストリーマー界隈の幅広いプレイヤーが楽しめる工夫が凝らされています。
LTKの特殊ルールと独自システム
代打制度とチーム練習の制限
LTKでは、レギュラーステージにおいて各チーム階級毎に1名のみ同レベル帯の代打との交代が可能です。また、チーム練習は試合日のみ可能とし、その他の日程では同時に2名（+コーチ）までは制限なし、3名以上での練習は週3試合までという制限が設けられています。
これらの制限は、プロチームのような過度な練習量による格差を防ぎ、ストリーマー本来の配信活動とのバランスを保つために導入された画期的なシステムです。
プロテクト制度とフィアレスドラフト
NEXTクラスは毎試合チャンピオン3体をプロテクト可能で、対戦相手はプロテクト内のチャンピオンを1体しかBANできません。さらに、COREの試合ではNEXTの試合で使用されたチャンピオンは使用禁止となる「フィアレスドラフト」が採用されています。
プレイオフでは、NEXT及びCOREで使用されたチャンピオンがすべて禁止となり、より戦略的なドラフトが求められます。
LTKのスケジュールとプレイオフ情報
レギュラーステージの日程と形式
レギュラーステージは6日間にわたって開催され、6月25日、7月14日、7月15日、7月23日、7月29日、8月6日の日程で行われます。全4チームによる階級毎のダブルラウンドロビン形式（BO1）で試合が進行し、同じ日にNEXTとCOREの両方で勝利したチームには追加のボーナスポイントが付与されます。
各試合は19時から開演予定で、参加選手個人のチャンネルでも視聴可能となっています。
オフラインプレイオフの注目ポイント
プレイオフは8月26日と8月27日の2日間、オフライン会場で開催されます。全4チームでの変則トーナメント形式で行われ、レギュラーシーズン上位2チームによるUPPER FINAL、下位2チームによるLOWER SEMI FINAL、そして最終的なGRAND FINALまでの熱戦が繰り広げられます。
特筆すべきは「NEMESIS MATCH」という特別試合で、UPPER FINAL勝者とLOWER SEMI FINAL敗者によるBO1が行われ、結果によってはGRAND FINALのWINNERSアドバンテージが消失するという独特なルールが採用されています。
LTKのファン反応とSNS上の盛り上がり
均衡の守人による採点システム
LTKでは「均衡の守人」と呼ばれるメンバーがウォッチパーティを実施し、参加選手のMVP投票や各試合のプレイ採点を行います。このメンバーには、apaMEN、Awaker、Enty、eyes、Haretti、ハサキング、katsudion、Nemoh、Rainbrain、Revol、Yutapon、象先輩、そして各チームのコーチ陣が含まれています。
採点結果によっては移籍が発生する可能性もあり、シーズン中の展開に大きな変化をもたらす要素として注目されています。
SNSでの反響と推しチーム応援文化
LTKの発表以来、SNS上では出場メンバーやフォーマットの詳細について活発な議論が行われています。ファンの間では「推しチーム」の応援文化が生まれており、各チームの戦略や選手の成長に対する期待の声が数多く投稿されています。
特に、初心者クラスのNEXT選手たちの成長ストーリーや、COREクラスの経験豊富な選手たちの指導力に注目が集まっており、単なる勝敗を超えたエンターテインメント性の高いイベントとして期待されています。
